書斎のラグは夏用?
ベア:まだまだ暑いけど夏ももう終わりっすね
ポニ:季節も変わるんだから模様替えとかしないの?
ポニ:季節も変わるんだから模様替えとかしないの?
そりゃあインテリア いじり好きだから
したいけど今ちょっと忙しいんだよね…
でもさラグは変えなきゃだよ!書斎のラグ夏用でしょ?
いやいやこれね
夏も冬も年中使えるんだよ。
前から思ってたんすけどこのラグの素材って何なんすか?
いいところに気づいたね。
これ実はねプラスチックなんだ。
お手入れも簡単で一年中使える
ズボラな嫁氏にぴったりなラグだよ。
書斎の足元ラグが定まらない
MS家の一角にある小さな書斎。
■この書斎についてはこちら
住み始めた頃は何も置いてなかったけど
冷え性嫁氏は足が冷える。
だから去年はギャッベのラグを敷いていた。
ギャッベは羊さんの毛でできており
熱伝導性が低いので1年中使える。
■愛用しているラグ・ギャッベのお話
実際結婚祝いにお義母さんからもらった
リビングのギャッぺは1年中しきっぱなし。
でも書斎のは去年模様替えで色バランスを
とるためにリビングサイドボードの前に移動。
■リビングダイニングのコーディネート
そんなわけで書斎のラグがしばらくなかった。
そして1年中使えて手入れ楽なラグを探し
今年の3月に出会う。
エッグチェアを買ったお店っすね! 大好きな北欧家具屋さんの閉店セール…
■エッグチェア と出会ったお店
そうだね…そこはちょっと悲しいけど。
でもスウェーデンのちょっと面白い
ラグに出会ったよ。
実は伝統的な手法プラスチックラグ
素材がプラスチックなんて面白いっすね!
ラグをプラスチック素材とは新しいやり方?
いや実はねこれ40年代から行われている
スウェーデンの伝統的なやり方なんだよ。
プラスチックラグっていうんだ。
そして今でも当時の機織機を使って生産する
メーカーさんがある。
スウェーデンのBRITA(ブリタ)。
リンク(日本での公式)
家族で作った伝統×モダンなラグ会社
ブリタ?浄水ポットの?
いや全く別!浄水ポットのブリタは
ドイツのメーカーね。
■愛用中の浄水ポットのブリタ
今回のブリタはスウェーデンの
プラスチックラグを作るメーカーさん。
2010年に設立された新しい会社で
母娘親子3人で作った家族経営の会社。
この投稿をInstagramで見る
ブリタっていう名前はおばあちゃんの名前。
手工業職人のおばあちゃんから教わったお母さん
グラフィックやテキスタイルを学んだ娘たち
彼らは伝統を次に繋げつつ現代にもマッチする
スタイルのプラスチックラグを提案。
Brita Sweden(ブリタ スウェーデン)イン&アウトドアラグ
それが人気となり現在ではリビングからキッチン、
屋外でも使用できるラグが作られている。
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実際ブリタのテキスタイルを見ていると
モダンさを感じるけどどこか温かみがある。
Brita Sweden(ブリタ スウェーデン)イン&アウトドアラグ
でも実際どうなの?プラスチックのラグって…
これがね
使い勝手かなりいいんだ。
プラスチックラグの魅力
01
夏も冬も使えるさらっとしっとり感
プラスチック素材って固そうだけどこれはさらっとしっとりっす
柔らかくてまるで天然素材のような質感だよね。
高度な技術を持つ職人しか使えない
伝統的な織り機を使って丁寧な仕上げ。
プラスチックのしっとり感と
太めのプラスチック糸が作るさらっと感。
だから寒さの残る春から暑い夏まで使ってるけど
どちらも快適。
夏も冬も1年中使える。
02
クッション性の高さで疲れ軽減
ブリタのラグの繊維は一本当たりに
すごく厚みがある。
この素材はスウェーデンやポルトガルなどで
生産されているそう。
厚みがあるからラグにした時クッション性が高く
衝撃を吸収してくれるから足が疲れにくい。
そして吸収して戻す力が働くから
重いものを載せても跡がつきにくい。
03
リバーシブルでダブルな楽しみ
ブリタのラグは二重折なので
両面使って楽しむことができる。
時々裏返して違った雰囲気を楽しむのも良いかも。
04
程よいぴったり感でずれにくい
しっとりしたプラスチック素材だから
程よくぴったり感がある。
だから書斎にロッキングベースの椅子置いてるけど
ゆらゆらしてもズレたことがない。
05
洗濯機OK!水拭きOK!お手入れ楽
そして嬉しかったのがお手入れの楽さ。
プラだから汚れたら水拭きが簡単にできる。
さらには洗濯機も可能(乾燥機はダメ)
キッチンやテラスでも活躍しそう。
匂いは?痛くないの?
匂いとか触った感じは実際どうなの?
それも全然問題なかったよ。
★心配だったけど大丈夫だったこと
・プラスチックの匂い▶︎感じない
(もちろん個人差があると思うけど)
・長時間触れて肌に跡がつくか▶︎今のところつかない
・痛い?▶︎全く痛くない、むしろ柔らかい
素材自体がすごく丁寧に考えられて
作られてるからだろうね。
ここに注意
・触り心地の好みは分かれそう・縦長サイズはでかい
ブリタのラグはプラスチックとは思えないほど
柔らかく触り心地がいい。
けれど一般的な糸や羊などのラグとは全く違い
独特なので触り心地が苦手な人もいるかも。
だから購入する場合は一度実物に触れるのが
オススメ。
■日本での扱い店舗一覧(公式サイト)
それからMS家の使っている長方形のタイプは
一般的に日本で売られる長方形ラグよりでかい。
通常こういう長方形はキッチンや玄関で使われる。
けれど幅が結構あるからMS家のキッチンに敷くと
こんな感じで中途半端になる…
購入の際はサイズを確かめてからがお勧め。
プラスチックでも長く愛せる
プラスチックという素材は人工だから
天然素材と比べ無機質なイメージがある。
でもブリタのプラスチックラグは無機質さがなく
むしろ優しさや温かみを感じる。
なんなら初めて見た時素材がなんなのか
わからなかったくらいだ。
今年はプラスチックのレジ袋が有料化され
プラスチックがネガティブに言われることがある。
でもそれはゴミとして捨てるからであり
プラスチックでも長く大事に愛せるものがある。
実際MS家にある他のプラスチック家具は
長く時をともにしたいものがたくさん。
あるものは素材の特性を生かし
木製にできないことをやってのける。
■この椅子の記事
あるものはプラスチックが敬遠される時代に
抗ってデザインされマスターピースとなった。
■このプラスチック家具のお話
コンポニビリ▶︎新しいことにも恐れずチャレンジ!KartellとアンナCのコンポニビリ
パントンチェア ▶︎ヴェルナー・パントンに学ぶ自分らしく夢を叶える方法
そんなプラスチックの可能性と魅力を
存分に感じる伝統的なラグ。
MS家でも長く愛用していこうっと。
手入れが楽ならこの上で何してもいいっすね!
絵具撒き散らしてみようか
やめなさい!