ベア「ただいまっす!」
ポニ「お弁当美味しかったよ」
それはよかった。
ポニ「でもさボトルがちょっと汚れてたよ!」
そりゃ失礼。いつも食洗機だけだからね。
そろそろ汚れ取り洗浄しよう。
ベア「僕やるっす!…ってあれ?
ボトルブラシが無い!代わりに猫さん!」
あ、それね。
ボトルブラシ辞めちゃったの。
ボトルはクエン酸や重曹でお掃除。
ボトルブラシがなくなった代わりに
食洗機不可の食器にブラシを採用したんだ。
家事を夫婦で円滑に行い
暮らしを楽しくするために置いたブラシだよ。
先日別れを告げたボトル用ブラシ
木が腐り金属が錆びた。
これは昔沖縄旅行に行ったときに買った物。
木製のナチュラルな感じが気に入っていて
賃貸のときには毎日使用し使用後は吊るす。
木製や金属など劣化しやすい物だけど
吊るすことでしっかり水が切れる。
おかげで4年ほど綺麗な状態で愛用できた。
でも引っ越してから
ほぼ使わなくなった。
使わなくなり劣化したのは
今の暮らしの変化に原因がある。
まず使わなくなった理由。
ナチュラル系洗剤を活用するように
なったから。
タンブラーは普段はさっと流して
食洗機に入れるだけ。
でも時々茶渋や水垢ができる。
そんな時今まではブラシだったけど
今はナチュラル系洗剤を利用。
ボトル本体は汚れの種類によるけど
クエン酸や重曹で汚れが落ちる。
パッキンの強い汚れは
過炭酸ナトリウムで。
つけおき後さっと流して食洗機へ。
これで大体の汚れは落ちる。
それでも少し残った時は
メラミンスポンジをトングで掴みゴシゴシ。
だからボトルブラシは
使わなくなった。
ポニ「ボトルブラシ使わないのに
なんでサビや腐りで劣化したの?」
それは保管の仕方のせいだね。
木製や金属の道具を水回りに置くときは
保管の工夫が必要。
↓バスルームのボディブラシもそう
賃貸の時は吊るしていたから大丈夫だった。
でも今はインナーウィンドウになり
吊るす場所がない。
食器洗いに使う道具は
シンクのカゴへ。
シンク周りがスッキリして
収納としては使いやすい。
けれどボトルブラシにとっては
この環境がよくなかったようだ。
木製の方は木が腐り
金属の方はサビサビ。
さすがに口にする物には使えないので
外掃除に使ってからお別れをした。
4年間ありがとう。
そんなわけでMS家の食器洗いの道具は
こんな感じになった。
シリコンスクラバーは単体では使いにくいが
食洗機のお供として力を発揮。 匂いがせず長持ち。
無印スクレーパーは食べ物のカスを
とるのに役に立つ。
メラミンはそれでも取れないものに使用。
思っている以上に傷をつけるので最終手段。
大きさ的に食洗機に入らないものや
素材の性質上入れてはいけないものもある。
そういう時はある程度泡立ち
最後までしっかり洗えるものがいい。
そこで導入したのが食器用ナイロンブラシ。
ポニ「この子可愛いじゃない!」
スペインのビガールっていう日用品メーカーの
キッチンブラシだよ。
こういうブラシとか
vigar(ビガール) / ドールズ レースディッシュブラシ
こういうペンとか
カラフルで楽しい日用品を作ってる会社なんだ。
このキッチンに派手な色は置けないけど
黒にさりげない猫さんはツボだった。
今度は木製じゃなく
樹脂とナイロン。
ベア「しっかりした作りっすね!
しかもナイロンなら傷つけにくい:
適度に泡が立つし
微妙な角度が洗いやすく水切りしやすいよ。
ポニ「ブラシ買うんでなくナチュラル系洗剤の
使い分けでは対応できなかったの?」
実はこれ嫁氏でなく
ワクワクさんのため。
MS家は夫婦で皿洗い。
基本の皿洗い大臣はワクワクさん。
茶渋など取れにくい汚れは嫁氏。
嫁氏はナチュラル系洗剤を使い分けるけど
ワクワクさんはそうじゃないからね。
毎回重曹だのクエン酸だの言ってたら
混乱するし負担になっちゃうから。
家事は負担になると続かないし
家族であっても自分のやり方がある。
彼はシンプルに洗剤で洗うのが好きで
その方が丁寧にできる。
だから彼が負担なく洗い物をできるよう
一緒に選びに行って導入したんだ。
家事の担当は各家庭でいろんな決め方がある。
MS家も担当があるけど担当の家事でも
不得意なことがあれば得意な人がサポートする。
嫁氏はナチュラル系洗剤の使い分けで
しつこい面倒臭い汚れを。
ワクワクさんは掃除機やエアコン掃除など
基本を丁寧する作業が嫁氏よりうまい。
ナチュラル系洗剤は汎用性が高く
使い分けができたらスペースもスッキリする。
けれど人には向き不向きがあり
得意なことがあればそうでないこともある。
「もう!ちゃんと洗えてないから私やる!」
そういうのは簡単で
確かにその方が早いこともある。
けれど仕事を自分に回すと結局負担が増える。
それに一緒に暮らすならできる範囲で
お願いする方が暮らしを共にする実感が湧く。
だからその家事担当を尊重し
負担のない範囲でやることが大事だと思う。
早速ワクワクさんは猫さんが気に入ったみたい。
洗い物大臣さん
これからも一つよろしく頼みます。