ベア「前回は洗剤を使った掃除を
楽にする方法の話をしたっすよ」
ポニ「前回の話でこの掃除用具
気になってたんだよね。これ何?」
それね
セリアの排水口用ブラシだよ。
ポニ「また100均?嫁氏100均ばっか
使わないって言ったじゃない!」
それも前に書いたけど
「ばかり」ではないよ。
嫁氏は長く使えそうな道具については
100均はあまり選ばない。
例えば無印の取り替えできる
スキージーとかね。
ただブラシって消耗品。
そういうものは利用することもあるんだよ。
つまり使い分けを考えて選んでる。
そして100均にも色々あるから
掃除のやり方に合わせて選べばいいと思う。
そして使い分けといえば
道具や洗剤もそう。
今回は排水口の掃除。
セリアの排水口ブラシと過炭酸ナトリウムが
活躍するよ。
※今回の記事は一部汚れが写りモザイク加工しましたが
わかりやすく伝えるため写っている部分もあります。
また洗剤については製品ごとに使い方に
違いがある場合もあります。
実際の使用は製品の注意書きに従ってください。
今回活躍するヒーローを紹介しよう。
一人目はセリアの排水口ブラシ。
ベア「これなんで排水口専用なんすか?」
これボタンがついてるでしょ?
ここをプチッと押すと…
ビヨーン!
好きな長さに変えられる。
変えられるということは
いろんな排水口に使える。
そして同じ排水口でも近いところと
遠いところを掃除しやすくなる。
ただこの形状で大きさもあるので
使えない部分もある。
MS家の洗面所の排水口には入らない。
またキッチンの排水口も入らない。
そういう場所は酸素系または塩素系の漂白剤を
使い分けて流し込みで掃除してるよ。
もう一人のヒーローは
過炭酸ナトリウム。
過炭酸ナトリウム 5kg(1kg×5個)/(酸素系漂白剤) 国産
ただしこのヒーローは
今回前半だけ活躍する。
過炭酸くんは
ナチュラル系洗剤メンバーの一人。
この子は簡単にいうと
漂白剤。
漂白、消臭、除菌に使える。
また粉末で使ったり
溶かして使ったり
形を変えて使えるのも特徴。
他のクエン酸や重曹は中和で落とすのに対し
化学反応で漂白して汚れを落とす。
(表作成by嫁氏 ※汚れの混合によっては例外もあり)
漂白剤には塩素系や酸素系がある。
※還元型については説明省く。
漂白の強さは
塩素系>酸素系。
だから強く落としたいときは塩素系
色落ちさせたくないときは酸素系。
MS家では過炭酸くんを
バスタブや汗シミ落としにも使用
過炭酸くんは塩素系より弱いと言っても
あくまで漂白剤。
長期的に見て分解し環境負荷が少ないけど
あくまで漂白剤。
自治体によっては大量の過炭酸ナトリウムの
所持に規制をかけるところもあるくらいだ。
よって過炭酸くんは使い方に注意が必要。
・密閉してはいけない
・素手で触らずゴム手を
・ ウールなどの繊維は適さない
・ステンレス以外の金属はダメ
・草木染めの製品には適さない
(製造過程で鉄等が使われることがあるから)
つまり強みを知り注意点を守れば
環境負荷少なめで幅広く使える。
じゃあ以上を踏まえて排水口を
掃除していこう。
まずはバスルームのシャワーブース。
使うもの
・排水口ブラシ
・過炭酸ナトリウム
・50度くらいのお湯
・ふきん
ここはブースの中と外の二箇所。
早速中を開けてみると…
ポニ「きったない!」
うん…ひどいね…
手前の排水口の中はまだマシだけど
髪の毛ですごいことに。
さあやっていこう!
まずは排水口ブラシで汚れを掻き出す。
シャワーブースの排水口は
比較的浅いからブラシは短いモードで。
そのあと排水口にお湯を流し込み
温めておく。
そのあと排水口の周りに
過炭酸ナトリウムをサラッと配置。
なぜ周りかというと中に入れると
流れてしまい意味ないから。
最後にゆっくりお湯を流し込むように
かけていきこの状態で1晩放置。
手前の排水口も同じように。
ついでにパーツも掃除しよう。
パーツは過炭酸くんを
お湯で溶きペーストにしたものを使用。
ペーストでゴシゴシして
こちらも同じように放置。
<翌日>
おおおおお!白い!
パーツも心なしか白くなった。
手前の排水口もスッキリ。
あとはぬるま湯などですすぎ
拭き上げたら終了。
ただ過炭酸くんの活躍は
排水口の汚れの程度による。
ひどく詰まっているとき
悪臭がひどいとき
そんな時は数日置いてから
ハイターなどより強い漂白剤を
使ってみる方がいいと思う。
磨いたあとすすいで