ベア「ただいまー!」
ポニ「お腹すいたー!」
お帰り。
ポニ「ふう今日も頑張った!」
ベア「模様替えして玄関即ダイニング
になったけど意外と悪くないっすね!」
そうなんだよ。
嫁氏も模様替え前はどうなのかなって
思ってたんだ。
でも実際の暮らしの動線を考えると
むしろこっちの方がMS家にはよかったよ。
ちなみに以下のお話はMS家の個人的な体験に
基づいた個人の考えです。
数週間前模様替えをした。
リビングダイニングの
リビングとダイニングをそっくり入れ替え。
↓ダイニング
↓リビング
前は玄関から入るとまずはリビング。
デイベッドで仕切られていた。
でもチェンジすることで
仕切りがなくなり広く感じるように。
テラスの前がダイニングとなり
食卓が明るくなった。
リビングスペースのデイベッドは
窓際になり落ち着く空間に。
この配置すごく気に入っている。
ただ実は模様替え前に色々懸念があり
模様替え後もその懸念が残っていた。
その一つが玄関から即ダイニングって
どうなんだろうということだった。
日本の多くの家も海外の家でも
家の内部に入るとまずリビング。
(もちろん全てではない)
リビングは家族がくつろぐ空間であり
お客様を迎える空間でもあるからだ。
いわば家の中の公共のスペース。
↓部屋は公共とプライベートの2種類 あるという話
玄関から家の内部に入るとまずは
ラグやソファが置いてあることが多い。
でも我が家は日本。
うちに来るお客さんを見て
疑問を感じていた。
もしかしてお客さんって
意外とソファに座らない…?
MS家にはいろんなお客さんがやってくる。
・家族
・プライベートな友人
・家を見に来る人
(ビルダーさんのお客さんんど)
元々家を見にくる目的の人は
来てすぐ見て回る。
でもそれ以外の人を見ると
意外なことがわかった。
勧めてもソファに座るのを
大抵躊躇する方が多い
模様替え前の間取りの時。
入ってきてまずリビング。
お客さんにどうぞとデイベッドを勧める。
「いやいや椅子で大丈夫です」
「床でいいです」
とにかくみなさん躊躇される。
もちろんそうでない人もいるけど
多くが一度は拒否された。
デイベッドは迫力あるからだろうか?
いや。
実は賃貸の時もそうだった。
これは何故なんだろう。
もしかしたらMS家だけかもしれない。
でもとにかくソファを勧めると躊躇し
床や椅子に座ろうとする。
これは全くの予想でしかないけど
ソファ=プライベートな家具
という意識があるのかな。
だから汚したら悪い
自分は床や椅子で結構です
という意識が働くのかな。
わからないけどそんな感じがした。
そうであれば玄関から入って
即リビングである必要はない。
むしろダイニングの方が
お客さんは座りやすいのかも。
もちろんお部屋の雰囲気にも
よるだろうけど。
そう考えて行くと実は生活動線を
思い返しても玄関即ダイニングは
理にかなったものだと気づいた。
まず嫁氏の場合。
帰ってきたら洗面所へ。
続いてリビング奥の書斎へ。
ここで机下のなんでもボックスに
郵便物を入れる。
↓なんでもボックスは100均の自作
座って水分補給し晩御飯の
メニューを確認。
↓MS家は節約生活で献立ノートを活用
そしてキッチンへ行き晩御飯を作る。
つまり動線はこんな感じ。
続いてワクワクさん
シューズクロークにカバンを置く。
洗面所で手洗い。
書斎に入って郵便物をチェック。
そして晩御飯ができるまでデイベッドに座る。
彼の動線はこんな感じ。
つまり生活の実際の動線をよく見ると
リビング優先の必要はなかった。
これから家を建てる人
引越しをされる人
模様替えをする人
家づくりを頑張ろうとされている方は
今たくさんいらっしゃる。
その時に周りの人がこう言ってくるかもしれない。
営業マン「一般的な間取りはこうで
みなさんそうされてます」
友人「普通はこうだよね」
みんながこう
普通がこう
そんな風に言われたとして
あなたにとって良いことはあるだろうか。
確かに多くの人がそうしている
というのは事実かもしれない。
けれど
それが「あなた」に合っていると
言い切れるだろうか。
MS家が行った模様替えだって
MS家には合っている。
でも暮らしは十人十色で
一つとして同じものはない。
だからこれと同じ間取りにしても
それがフィットするものとは限らない。
模様替えや家づくりで
配置や間取りに悩む時
まず大事なのは実際の
自分たちの暮らしを
思い描くことだと思う。
一般論はアドバイス程度で
一番大事なのはそこに暮らす人。
ここで過ごす場合どうやって行動するだろう
家に帰ってどんな行動するだろう
そんな風に考えてみると実は
一般論に縛られる必要はないのかもしれない。
どうかあなた自身に合うぴったりの
配置が見つかりますように。