お便りコーナー
ベア「こんちは!ベアだよ!
今日はお便りから紹介するね」
嫁氏さん質問があります。
現在家を建てていますが
寝室のマットレスに悩んでいます。
過去記事でメーカーは「シーリー」とありましたが
「モノグラム」って普通のと違うんですか?
またお手入れで気をつけていることが
あれば教えてください。
※口調は変えてあります。
ありがとうございます。
ご本人にはすでに返信しました。
モノグラム5000とか6000というのは
シーリーの廉価版のシリーズ。
実はうちのマットレスはシーリーだけど
シーリーじゃない!
ポニ「ドユコト?」
シーリーのマットレスなんだけどね
オフィシャルからは存在が消えてるんだ…
マットレスの種類と選ぶポイント
マットレスってバカにできない。
人は人生の約1/3を寝て過ごすので
自分に合わないと健康を害する。
そのあたりの考えは椅子やソファと同じ。
↓ソファの硬さと柔らかさの考え方
固ければいいというものでもないし
柔らかいのが絶対ではない。
マットレスの種類は構造によって様々。
・ポケットコイルpin・ボンネルコイルpin・高密度スプリングマットレス![]()
フランスベッド製マットレス
・低反発![]()
トゥルースリーパー プレミアケア
・高反発![]()
高反発マットレストッパー
それぞれメリットデメリットがあり
お店の人に詳しい説明を聞くのがいい。
MS家はというと以下を注意して選んだ。
①実際に寝てみる
ここ一番大事。
横になって痛くないか寝返りうてるか?
②体を揺すってみる
横になるだけじゃわからない。
横になって軽く体を
ジャンプするように
揺すってみる。
きしみ具合とか音とかがわかる。
③通気性
日本は湿気の多い国。
にも関わらずマットレスは
干すのが難しい。
湿気対策されているか質問しよう。
海外メーカーでも日本製なら
その辺り考慮される場合もある。
④返品や交換可能か
実はこれとっても大事。
お店で寝てみるのは短時間。
でも家で使ってみると変わる。
安い買い物ではないので
合わなかった場合
を想定しておくべき。
あともう一つ大事なことは
最後に。
マットレスの会社はたくさんある。
その中から選んだのが
シーリーだった。
シーリーさん
シーリーは元々1881年創業の
アメリカのメーカー。
ちなみに日本のシーリーは
スリープセレクトという別会社で
アメリカとライセンス契約している。
シーリーは眠る行為を整形外科医と連携し
科学的アプローチで研究してきた。
例えばシーリーといえば
ポスチャーテック。
ポニ「なんかすごそうだけど
よくわからない…」
そうなんだよね。
結局MSは実際の寝心地と金額を
ポイントに選んだんだ。
シーリーの廉価版を。
廉価版(れんかばん)って?
ベア「廉価版?偽物?!」
いやいやちゃんとシーリーが
作っているものだよ。
企業は商品を普及するため
通常の商品とは別に
廉価版を出すことがある。
例えばべヤングでなくペヨング。

値段を下げて販売するのが廉価版。
当然中身や素材が変わる。
そしてペヤングもiPhone5Cも
オフィシャルサイトにも
記載がある。
ただなぜかシーリーの廉価版は
カタログやオフィシャルサイトから
存在が消えている。
少しだけ記載はあるけどそれは
「ニトリとPB作ってますよ」ってぐらい。
MS家のマットレスはダブルワイド。
オフィシャルに掲載された
シーリーのダブルワイドは
135,000〜365,000円。
高級路線。
でも廉価版は10万〜15万円。
そして廉価版は数が多い。
MS家のこれもそうだし
これも。
値段以外にどんな違いがあるのか?
通常版と廉価版の違い
①見た目と中身が違う
シリーズによるけどシーリーは
上位モデルほど厚みがある。
Sealy(シーリーベッド) マットレス チタンコレクション
層がいくつかあるからだ。
MS家廉価版は数層あるけど通常版よりは薄い。
あと買ったお店に聞いた話だと
中の詰め物の素材や量も違うそう。
②寝心地は?
これは好みによる。
というのも上位モデルは確かに
柔らかくて包み込まれるよう。
だけどそれが好きじゃない人もいる。
MS家の子は柔らかいけど柔らかすぎない。
③扱い店舗
オフィシャルに載っている商品は
以下のショールーム。
一方廉価版を扱う店舗も検索はできるけど
取扱商品欄には無記名もある。
これを廉価版は売る側買う側に
どんないいことがあるのか?
お店とお客さんの廉価版メリット
・お店側のメリット
廉価版であってもシーリーはシーリー。
販売の際に「これはシーリーですよ」
と胸を張って言うことができる。
有名ホテルにも納入しているから
それも売りになる。
・お客さんのメリット
手が届く値段で「シーリー」
を買うことができる。
実際に廉価版であっても
粗悪品ではない。
知っていないと後悔…
でもこのメリット裏を返すと
こんなことも言える。
「お得だ!」って思ったマットレス
有名ホテルで使っているマットレス
あなたが買おうとしているものと
全然別物かもしれない。
当たり前だけど値段が違うから。
納得して買うならいいけど
「安さ」だけに飛びつくと
後悔するかもしれない。
買うときのもう一つのポイント
だからマットレスと買うときの
ポイントでもう一つ挙げるなら
メーカーに捉われないこと。
椅子とかテーブルは見た目も関わるから
メーカーを気にする場合がある。
でもマットレスは
シーツをかけるから見えない。
だったらメーカーに捉われず
心地よさ
値段
通気性
返品可能か
などを考えて決める方がいい。
良心的な店で廉価版について
説明してくれるなら問題ない。
でもそうでなくて
メーカーに捉われると
思っていたのと違う!
シーリーなのに!
なんてことになる。
拝啓シーリー様
シーリーさんへ
MS家は廉価版マットレスに
満足しています。
そして戦略としてオフィシャルに
廉価版を載せないこともわかる。
だけど廉価版が出回っているのに
一切触れていないのは
お客さん混乱します。
だって今はみんなネットで
検索して買うから。
お節介を承知で言うなら
何か明記する方が信頼度が上がり
お客さんにも親切だと思います。
でも本当にこのマットレスは
コスパが高くて大満足しています。
これからも大事にしていきます。
次回お手入れ
と言うわけでマットレスを選ぶときは
実際に触れて話を聞いてからが
オススメです。
長くなってしまったので
お手入れは次回。
大したことはしていないけど
これやったら持ちが違います。
二人とも昼寝していいなあ。
嫁氏も昼寝したい。
☆追記
マットレスのお手入れ方法はこちら