ベア「今週は価格帯別の
家具メーカーを紹介してきたよ」
ポニ「今日は番外編!中古家具だよ!」
中古の家具は好き嫌い別れるけど
上手に利用するといい家具を
お得に買うことができる。
MS家の家具はほとんど中古。
中古はリペアを楽しめるメリットもある。
また中古の家具ほどどこで買うかで
大きく値段の差が出るんだ。
・値段は買う場所で違う
・値段の内訳が店で違う
・中古が大丈夫なら古い家具の
風合いを楽しめる
・中高価格帯以上のいい家具なら
手入れすればずっと持つ
・新品は買えない人でも手頃に楽しめる
・店によっては見抜く目が必要
価格帯別家具メーカー特集で
これまで書いてきたのは「新品」。
なぜその値段か?
物には価格の中身がある。
材料費
輸送費
人件費(職人、スタッフ、販売員、営業)
場所代
利益
では中古はどうなのか?
だってすでにできているもの。
材料費はかからないはずだし
職人の費用も発生しない。
なのになぜ時々中古でも
ものすごい値段があるのか?
例えば前回触れたカッシーナのソファは
店によっては中古でも100万円以上。
でも時に同じ商品が10万円以下で
売っている場合もある。
コンディションの差もあるが
他に何が違うというのか?
それを知ることで中古の家具を
お得に自分のライフスタイルに
合った形で購入できる。
それはズバリどこで買うかだ。
色々あるけどアクセスしやすいものとして
3つのカテゴリーを紹介。
ただその前に1つ言っておくと
北欧家具が年々高騰しているのは
現地での値段が高騰しているのもある。
中国がかなり買い占めて
需要に対し供給が追いつかない。
その上で他にその値段になるには
どんな理由があるのかお話ししていこう。
①オサレなヴィンテージショップ
・種類が多い
・値段は高め
・詳しい店員さんが多い
・丁寧なリペアをする店もある
<ショバ代の追加>
関東でいうと代官山や青山,目黒
にあるようなオサレなショップ。
こういうお店にあるヴィンテージは
大抵いいものが揃っていい値段がする。
なぜか?
人が集まりやすいので立地がいい。
その分ショバ代が家具にも追加される。
立地がいいお店はこんな感じ。
いろんなアンティークを扱う
ロイズアンティークスさん
ミッドセンチュリーにまみれる
憧れの店Midcentury-Modernさん。
ミナペルホネンの張り替え生地で
綺麗な北欧ヴィンテージを扱うSalut
いいコンディションのヴィンテージを
扱われているLewisさん
<リペア代で上がる>
場所はアクセスが悪いのに
いいお値段の中古家具がある。
例えばMS家のデイベッド。
これは日本でも北欧ヴィンテージを
扱う大手halutaさんで購入した。
ネットも実店舗もあり神田にもあるが
多くの家具が置かれているのは長野。
ウェグナーのデイベッドの中古はよく見かけるが
中古のソファは張り替えた方がいい。
リペア好きの嫁氏も
流石に張り替えはできない。
halutaさんの北欧ヴィンテージは
中古といえど職人がしっかり
リペアしたもので本当に美しい。
しっかりリペアをするということは
その分上乗せになる。
人件費、材料費、光熱費諸々のっかり
数万円上がることもある。
リペアなしで売っている店もある。
そういうとこで買うと値段が低い場合もある。
例えば前に行った神戸の
「北の椅子と」さん。
実店舗もネットも購入可。
※その時の様子
未リペアのものもあるので
相場を考えるとお得なものも
ちらほらあった。
あとこれも前に行った香川の
コネクトさん。実店舗もネットも購入可。
※その時の様子
こちらはリペアしているものもあるが
お店の人に聞いたらリペアなしでも
売ってくれる商品があるとのこと。
だから綺麗な状態を買うか
安く買って自分で直すか
ということだ。
②おっちゃんの個人経営リサイクルショップ
・いいものを安く変える場合がある
・価値を知らない店員さんだと安く買える
・お目当てに出会えるとは限らない
・買い手の見る目が必要
「もっと安く買いたい!」
そんな人におすすめなのが
リサイクルショップの宝探しツアー。
皆さんの街にもおっちゃんやおばちゃん経営の
リサイクルショップがあるかもしれない。
そんなところにひょっこり
いいものが紛れ込んでいることもある。
例えばワイヤーチェア。
リサイクルショップのお兄さんが
売れなくて困っていた。
お兄さんは本物かどうか
わからないと。
しかもこの辺ではヴィンテージの
家具集めている人は多くない。
でも嫁氏は座面を見て気づいた。
PAT PENDING(特許出願中)の記載。
通常ハーマンミラーの椅子には
こういう刻印がある。
でもワイヤーチェアにはない。
そしてこの特許出願中の文字が
入っているのはだいぶ初期のもの。
キター!!
というわけで1万円ちょいで
うちの子になった。
ちなみに
新品のワイヤーチェアは10万円。
ヴィンテージだと物によるけど
7-10万円くらい。
と言っても最近は人気が再燃して
なかなかヴィンテージは出ない。
家具好きをいっぱい見て
売り手が知らない情報によってお得に買える。
嫁氏も間違うことがあるし
まだまだ勉強中。
↓実際間違ったし
でも好きになったものを
いっぱい観察してよく知ると
いいものがお得に買える。
③オークションやフリマ
・物によって高すぎなことも
安くなることもある
・ポイントは検索ワード
・誰から買うかは大事
MS家にはヤフオクやメルカリで
買った子たちもいる。
例えばヤフオクは人気のものは
値段が上がりすぎることもある。
でも上手く使えばお得に手に入る。
メルカリはヤフオクより安いことがあり
交渉できるというメリットがある。
ただ交渉できると言っても
極端に安くなるわけではない。
その点はヤフオクの方が物によっては
安くなる余地がまだある。
ポイントは検索ワードだ。
例えば北欧のチェストが欲しいとする。
その場合「北欧 チェスト」で
検索する場合が多いだろう。
そこで出てくるのはだいたい
・北欧「風」の新品チェスト
・ガチな北欧ヴィンテージチェスト
前者は大抵低価格家具だ。
後者はガチなものもあり
そうすると人気が出て
値段がかなり上がる。
じゃあどうするか?
「中古 タンス」
「中古 チーク 収納」
など北欧ヴィンテージに
詳しくない人の出品を狙う。
どういうことことかというと
北欧家具に詳しい人なら
相場がわかってるから
最初からそれなりの値段をつける。
でも出品者自身が詳しくないと
出品時の値段も安く検索もされにくい。
そうするとライバルも現れず
値段も上がらない。
そうして「中古 タンス」で
売られていたのがこの子。
普段北欧ヴィンテージチェストは
大きさにもよるけど10万円前後。
この子は3万円弱。
商品説明には「デンマーク」なんて
言葉一切ない。
それでもわかったのは北欧家具の
特徴がはっきり出ているから。
買うかどうかはあとは
買い手の判断だ。
つまりある程度家具屋さんなどで
家具を見て特徴を知ると
安く買える余地が広がる。
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