ベア「只今新生活を迎える人のために
ネットや実店舗で買える家具を紹介中」
ポニ「前回はデザインの良い
低価格帯の家具についてお話したよ」
今回紹介するのは
中価格帯の家具。
前回話したように
何が高いか安いかは人それぞれ。
でも一応基準を作って話すために
今回は椅子は3-4万くらい
ソファは15-30万円くらい
を基準にお話するね。
日本で全国的にネットや店舗で買える
中高価格帯の家具を見るとある共通点が。
それは
・質感の高さへのこだわり
・機能性はぶっちゃけ度外視
・過去のデザインへのオマージュ
・個性が強く確固たるブランディング
※もちろん全部のメーカーではありません。
今回紹介するある程度メジャーなところ。
じゃあ具体的にみていこう。
①クラッシュゲート
(某家具屋のG-Planテーブル)
ちなみに嫁氏のリプロダクトに
これをリプロダクトと
②アクメファーニチャ&ジャーナルスタンダード
洋服のジャーナルスタンダードを
展開する BAYCREW'S。
この会社では2つの家具ブランドを展開。
ジャーナルスタンダードファーニチャは
ややシンプルさのあるインダストリアル。
アクメファーニチャは
ヴィンテージもオリジナルの新品も扱う。
ヴィンテージ感たっぷりで
インダストリアルが好きな人には
ヨダレものだと思う。
(大阪のアクメファニチャ)
↓インダストリアルについては
ホームズさんで執筆した記事をどうぞ。
特徴はヴィンテージじゃないけど
ヴィンテージ感ある家具ということ。
※アクメはヴィンテージもあります
CHRYSTIE DINING TABLE
インダストリアルは好きでも
中古はちょっと…という人には向いている。
WARNER ARM CHAIR
木質や仕上げは粗めなものも多いが
それがインダストリアルのよさ。
BRISTOL KITCHEN COUNTER
重厚感があり実際に重い。
これも全国のお店やネットで買える。
③H.W.F.
こちらは家具屋のアクタスさんの
北欧ヴィンテージっぽい新品家具。
一見すると北欧ヴィンテージと
思ってしまうほどの質感。
(某県アクタス)
木はなんと
高級木材として知られるマホガニー。
(某県アクタス)
ここで「あれ?」と思ったあなた!
あなたは真性の木材オタク!
マホガニーはいくつか種類があるが
一部は取引を規制されている。
木材は乾燥させるほど強いけど
その工程で伸びたり縮んだりする。
そこへ来てマホガニーは
乾燥による狂いが少ない。
だから昔々ヨーロッパで
ギターや家具材として重宝され
伐採しすぎたため規制。
マホガニーを手に入れるにはどちらか。
・ヴィンテージの材を使う
・マホガニーもどきを使う
※現在一部の国で条件付きで限定的に
規制が緩和されたので今後は変わります。
前者の場合は高値で取引される。
ちなみにMS家のビューローもマホガニー。
この子はボロボロを安くで買い
自分でリペア。
だけどオサレなヴィンテージショップでは
同じものが20数万円で売っていた。
後者については
「フィリピンマホガニー」や
「アフリカンマホガニー」。
本来マホガニーというものは
「センダン科」というグループで
南米で取れるもの(一部を除く)
Swietenia mahagoni - Wikipedia
でも規制された。
そこでマホガニーとよく似た
「フタバガキ科」のラワンを
フィリピンマホガニーと呼ぶことに。
そしてカヤの木は
「アフリカンマホガニー」と呼ばれる。
ちなみにラワンはベニヤに使われる
安めの木材。
アクタスさんが何のマホガニーを使っているかは
聞いたときわからないと言われたけど
値段を考えると多分後者?
(違ったらご指摘ください)
それでもこの質感を本物の
北欧ヴィンテージより安くで
買えるのは魅力的だと思う。
今回は中高価格帯の家具をご紹介。
「ガチなヴィンテージは買えないけど
質感がいいものが欲しい」
「中古は嫌だけどヴィンテージの
雰囲気は好き」
「デザイナーやブランドはこだわらない
けどデザインと質がいいものがいい」
「機能はあんまりこだわらない」
そんな人におすすめなのが
この価格帯の家具だ。
(アクタスさんのH.W.F)
物にもよるけど大体見た目の
質感は低価格帯よりしっかりめ。
また「インダストリアル」「ヴィンテージ」など
インテリアのテイストに
こだわりがある人にも合う。
(MS家)
ただそういう家具に慣れていくと
最終的に欲しくなるのがガチな家具。
というわけで次回は
中高価格帯の家具をご紹介。
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