北欧ミッドセンチュリーの家づくり

家具コンシェルジュ嫁氏の暮らしインテリア話

MENU

オタクは暮らしを変える。好きのパワーで生き方が変わった話

オタクだから元気です

ベア「前回の記事を見てくれた

たくさんの人ありがとう」

f:id:mashley_slt:20190224135605j:plain


ポニ「コメントくれた人の中には

自分も辛い経験をしたって言う人もいた。

きっと書くのも勇気が必要だったよね」

f:id:mashley_slt:20190224135659j:plain

 

ベア「姐さんは今は幸せな家具オタク

だけどどうしてそんな元気なの?」

f:id:mashley_slt:20190224135718j:plain

 

それは家具オタクだからだよ!

 

ポニ「答えになってない!!」

f:id:mashley_slt:20190224135822j:plain


 何かをとんでもなく好きになるって

パワーにもなるし生き方も変えるんだよ。

 

 

オタクで生活が変わる

嫁氏はこれまでいろんな職業を

経験してきた。

 

塾講師、高校教師、家具のリペア職人、

海外での仕事、花屋etc...他にも色々。

 

家づくりをきっかけ

インテリアや家の勉強を始め生活が変わる。

f:id:mashley_slt:20190224140211j:plain

 

雑誌や企業HPなど10以上の媒体に掲載。 


SNSサイトでインテリアの

イベントで賞もいくつかいただいた。 


大手不動産のHPに記事を書く

経験もさせてもらった。 


今は将来インテリアの仕事をするため

働きながらインテリアの無料相談をしている。 

 

毎週たくさんのご相談を

いただきありがとうございます。

 

ワクワクさん

「嫁氏はずーっとインテリアのこと考えてるけど

一体そのパワーはどこからきてるのかな?」

f:id:mashley_slt:20190224140627j:plain

 

「好き」だね。

 

 

ワクワク「え?ワクワクさんが?!

照れるなあもう!」

f:id:mashley_slt:20190224140807j:plain


ワクワクさんのことは好きだけど

そうじゃなく何かを好きになるっていう意味ね。

 

ワクワク「''そうでなく''は余計…」

f:id:mashley_slt:20190224140835j:plain

 

映画の世界に逃避

中学1年の時

嫁氏は英語が苦手だった。

f:id:mashley_slt:20190224140954j:plain

 

「英語なんて日本社会では

数パーセントしか使われない」

と思い成績のためだけにやっていた。

 

でも転機が訪れる。

中二の時父の転勤で

山奥に引っ越した。

f:id:mashley_slt:20190224141133j:plain


 

スーパーも半径10kmに

1軒しかなくバスも数時間に

一本しかない場所。

 

ただでさえ新参者は目をつけられる。

頻繁に痩せたり太ったりを繰り返す嫁氏は

いじめの対象になった。

f:id:mashley_slt:20190224141218j:plain

 

そんな毎日が嫌でよく

映画の世界に逃げた。

 

父と母は映画が好きで小さい頃から

映画館によく連れて行かれていた。

 

セガール映画

 

沈黙の要塞(字幕版)

 

スピルバーグ映画

 

シンドラーのリスト

 

イーストウッド映画

 

許されざる者

 

タランティーノ映画

 

パルプ・フィクション

 

二人はアクションが好きだったが

だんだん映画そのものが好きになり

ホラー、恋愛、ドキュメンタリー

なんでもみる雑食になった。

f:id:mashley_slt:20190224151814j:plain

 

引っ越し先に映画館はなかったので

ビデオレンタルや休日の遠出で。

 

映画の世界に浸るうちに

こう思うようになった。

 

NYで摩天楼を眺めてみたい 


パリでセーヌ川の辺りを歩きたい 


イタリアで古い歴史を感じたい 


アジアのノスタルジックな世界に浸りたい 


広い世界を見てみたい

f:id:mashley_slt:20190224142343j:plain

 

そしてこんな生活から抜け出す!

 

そこから独学で英語の勉強を始めた。

 

お金をかけずに英語マスター

英語は話せてナンボだと思ったので

まずは辞書を見て舌の位置

歯の動きを真似る。

 

ラジオで流れる音楽を録音し

それと全く同じ発音になるまでやる

f:id:mashley_slt:20190224142412j:plain


 映画を見て主人公と同じスピードで

同じセリフを空で言えるようになる。

 

そんなことを毎日毎日何時間も

他の勉強をほっといてまでやった。

 

お金はビデオレンタル代くらいで

それ以外は一切かかっていない。

 

英語は顔の筋肉を日本語以上に使う。

だから最初は顎が外れそうに痛かった。

f:id:mashley_slt:20190224142447j:plain

 

でもやるうちに本当に英語を

話せる気分になり楽しくなった。

 

英語オタクになった。

 

Put your hands up!

そんなことを続けていると

英語の担当A先生が目をかけてくれた。

 

英語の暗唱大会出てみない?」

f:id:mashley_slt:20190224142548j:plain

 

当時人前に出ることは嫌だった。

目立つとまたいじめられるからだ。

 

でも好きなことで褒められたのが

嬉しく出場した。

f:id:mashley_slt:20190224142622j:plain


 途中緊張で内容を忘れ結果は散々だった。

でも嬉しかった。

 

そこから英語にまつわる世界が開ける。

 

先生の勧めでいつくか暗唱大会に出た後

弁論大会に出た。

 

今度は覚えたものを言うのでなく

自分の意見について話すのだ。

 

タイトルは「映画と私と妹」

 

ウィルスミスの"WIlD WILD WEST"の

ラップを少し話の中に混ぜた。

 

ウィルとほぼ同じスピード

ほぼ全く同じ音で。

(声は真似できない)

 

ガリガリの暗い顔の少女

突然チェケラッチョ始めるから

審査員はびっくりしたり笑ったり。 

f:id:mashley_slt:20190224150158j:plain

 

ユーモアを交えた話が受けて

優秀賞をもらった。

f:id:mashley_slt:20190224142643j:plain

 

学校でALTの先生が離任する時

スピーチの担当になった。

f:id:mashley_slt:20190224143427j:plain

 

全校生徒の前で感謝の気持ちを

英語で伝える。

 

もう人前で話すのは怖くない。

むしろ楽しくなった。

 

いじめっ子に対しては

「私はもっと広い世界に行きたい。

こんなところでうじうじしたくない」

 

そう思って反応を示さなくなったら

自然と悪口も減っていった。

 

高校に入り2年になると

生徒会長になった。

 

摂食障害は続き男性も怖かったが

学校は先生や友達のおかげで楽しくて

そのお返しがしたいと思った。 

f:id:mashley_slt:20190224143534j:plain

 

毎週朝礼で何百人もの生徒の前で話す。

退屈だと感じた人ももちろんいただろうが

「あの話よかったよ」

と言ってくれる子もいた。

f:id:mashley_slt:20190224143557j:plain


 

言葉ってすごい。

 

自分はちっぽけな存在。

何の技術もない。 

f:id:mashley_slt:20190224143725j:plain

 

でも人に何かを伝えて

それで喜んでくれる人がいる。

 

言葉を使って人を助ける

仕事をしたい。

f:id:mashley_slt:20190224143822j:plain


自分の心の悩みもあり

最初は弁護士を目指した。 


結局断念して教員になったり

色々して今は違うことをしている。

 

でもあの時「違う世界に行きたい」

と強く願い「好き」を貫いたこと

嫁氏の人格を変え生き方を変えた。

f:id:mashley_slt:20190224143844j:plain


 

どんな「好き」も応援して

「漫画が好き」

「椅子が好き」

「文具が好き」

「犬が好き」

 

人にはそれぞれの

「好き」がある。

f:id:mashley_slt:20190224144114j:plain

 

好きを仕事にできる人もいれば

そうでない人もいる。

 

また好きなことを

仕事にできたとしても

辛いことがある。

 

じゃあ仕事にでなければ

「好き」って無駄なの?

 

そうじゃない。

f:id:mashley_slt:20190224144534j:plain

 

「好き」そのものは

すごいエネルギーだ。 

f:id:mashley_slt:20190224144147j:plain


 

他の人から見て「意味あるの?」「面白いの?」

って思える行動も決して無駄じゃない。

 

椅子が好きなことそのものが

生活の改善や向上に

直結しないかもしれない。

f:id:mashley_slt:20190224144217j:plain

 

でもこのことが

ものを大事にする暮らし

に繋がった。 

  

椅子の選び方を相談してくれる方も

出てきた。 


だからもしあなたの周りで

お子さんや友人、家族が

 

「僕はこれが好き」

「私の好きなことはこれ」

 

そんな風に話してくれたら

ぜひ応援してほしい。

(人を傷つけるものでない限り)

f:id:mashley_slt:20190224144316j:plain


 

どんなに小さなことでも

応援し見守ってあげると

その好きのエネルギーは

いつかものすごいものに

化けるかもしれない。

f:id:mashley_slt:20190224144413j:plain


 

直接でなくても何かに活かされ

パワーそのもので生き生きするかも。

 

まるで蕾の中で充電されたパワーが

花として一気に開くように。

f:id:mashley_slt:20190224144351j:plain


 

年齢とか立場とか関係ない。

誰かに何か言われても無理のない範囲で

「好き」の気持ちを大切に。

 

さてあなたの好きなものは

なんですか?

 

嫁氏はそれを応援しています。

f:id:mashley_slt:20190224144451j:plain