今年に入ってからお家の施工問題など
家の安全を脅かす問題が起きてます。
ベア「今日はまた真面目なトーンっすね」
いつもおふざけなブログだけど
今日はちょっと真面目な話をするよ。
家づくりブログだけど暮らしって
安全や安心あってこそだからね。
決して不安を煽りたいのでなく
身近な問題であると知って欲しいんだ。
嫁氏も自分と向き合わないといけない。
小学生の時シングルマザーだった
母が再婚した。
父はとても優しく強いヒーロー。
父には兄弟がいたので
いとこが何人かできた。
そのうちの一人中学生Aがいた。
Aは見た目は整った顔立ちで
ゲームが好き。
Bちゃんと言う嫁氏より年下の
可愛い妹もいた。
最初は祖母の家に集まる時に
顔を合わせて遊ぶくらい。
その後実家を新築し
父がスーファミを買ったことで
一人で遊びに来るようになった。
初めは普通にゲームしていた。
でもだんだん変だなって
感じるようになった。
Aが嫁氏を膝に乗せ後ろから体を
触ってくるのだ。
最初は服の上から
だんだん下着の下に手を入れるように…
気持ち悪かった。
母は家にいたが幼い妹の世話で
忙しく気づいていない。
それから毎週やってきては
ゲームを口実に体を触るの繰り返し。
ベタベタ
ベタベタ
ベタベタ
毎週毎週
何ヶ月も何ヶ月も。
声をあげればよかったが
できない。
なぜなら再婚した母は幸せそうで
親族ともうまくやっていた。
嫁氏が声をあげれば
ぶち壊しになりそうだった。
でも気づいて欲しかった。
我慢して我慢した嫁氏の体は
悲鳴を上げ始めた。
食欲不振になり体重は小六にして
29kgまで落ちた。
流石に周りがおかしいと思い
色々聞いてくる。
「ダイエット?無理はダメだよ!」
「病気?」
心の病気だった。
体重が落ち体が骨ばると
あいつが来なくなった。
頭の中ではこんな図式ができていた。
「痩せたら体に凹凸がなくなり
あいつが来ない」
そこから10年近く
摂食障害と戦うことになる。
半年くらい食べ物を制限する時期があれば
堰を切ったように食べては吐く。
体重は28kg→44kgぐらいを行き来。
生理も止まり髪の毛は抜ける。
成長も止まった。
男性も怖かった。
大好きだった父も男だと思うと
汚らわしく感じた。
外面だけはよかったので
クラスの子とは普通に接していたが
内心近寄らないで欲しかった。
家に帰っても外でも当たり前だが
男性はいる。
自分が見られている訳ではないと
わかっていても怖くて
体にサラシを巻いて制服を着ていた。
高校になるとあえて遠隔地を受験し
祖母の家から通った。
家に安全を感じなかったから。
もうあいつは来ないとわかっていても。
こうやって男性に怯えながら
ずっと生きていくのかと思った。
大学生になり地元にいるのが嫌で
県外にでた。
友人のボランティアに参加させてもらった時
ある出会いがある。
識字学級にいたCさん。
ご高齢だがシャキシャキしていた。
読み書きできないことを気にしていたが
明るく前向きだった。
ボランティア活動の後
Cさんは言った。
「ありがとう。わしゃいつか
自由に読み書きできるようになる。絶対なる」
Cさんは戦争によって虐げられ
困難と戦っていた。
そこで嫁氏は気付いた。
男性だけが怖いんじゃない。
男性とか女性とか関係なく
何かに虐げられ戦っている人は
たくさんいる。
また嫁氏は人の役に立てたと気づいた。
今まで自分のことばかりしか
見えてなかった。
でも誰かの役にたつ経験は
視界を広くしてくれた。
だから紆余曲折を経て
教師になった。
(今はやめちゃったけど)
英語の高校教師として
他の文化を知ることで世界を
広げてほしいっていう意味もあった。
でも同時に虐待に悩む子がいたら
全員は無理でも一人でも救いたい
そんな気持ちもあった。
やんちゃな子もいっぱいいた。
盗んだり人やものを傷つけたり。
でもその根底にはほぼ必ず
「虐げられた経験」
があった。
その結果コントロールを失い
攻撃的になった子もいた。
経験を帳消しにすることはできない。
でもせめても今は愛情を注ぎたい。
そう思って暴言を吐かれようと
毎日彼らを見守って話しかけた。
伝わらなかった子も大勢いた。
愛情なんて嫁氏の自己満だからだ。
だけど何人かは受け止めてくれた。
力不足で全員には伝わらなかったけど
殻を破って進みたい道に進む子もいた。
そうやって誰かのために
必死になることでいつの間にか
摂食障害も消えていった。
今は貯金のために昼は塩ご飯だけど
食べる時はちゃんと食べる。
それに恋愛もできるようになった。
大学の経験や世界を旅していろんな人に会い
男性という性だけで
怖いと自分は思いたくない
と考えるようになった。
男性の友人もたくさんできて
性別というものさしだけで
決めたくないと思うようになった。
結婚は一度失敗し離婚したけど
今は毎日抱きしめてくれる人と
過ごすことができている。
虐待のニュースを見て
遠い話と感じる人もいるかもしれない。
でも遠いことじゃない。
嫁氏が過去に受けた虐待も
突然でなく日常の中から
じわじわエスカレートしていった。
問題行動の多い学校に勤めていた時
クラスの半分以上の生徒が
家庭内での無視
家庭内暴力
パートナーからの言葉や身体的暴力
いじめ
何らかの虐待を過去に受けていた。
(正確にいうと知ることができたのは半分だ)
だからこれって遠い話ではない。
暮らしの中のどこで
虐待が起こるかわからない。
不安を煽りたいのではない。
日常いつ起こるか分からないから
ぜひ周りにいる家族や友人を
見てほしいのだ。
何か少しでも変だなって
思ったら話を聞いてあげてほしい。
そして虐待を受けている方へ
勇気がいることかもしれないけど
誰かに助けを求めてほしい。
大声をあげることはできないかもしれない。
でも身近な人、公的機関、民間の機関
あなたの話を聞いてくれる人はいます。
虐待をする人へ
そもそも「虐待」の自覚がない人もいます。
でも相手の意思に反して行なっている
身体的や言葉の侵害は虐待です。
一生消せない傷を相手に残します。
嫁氏も乗り越えたとは言えるかもですが
今回この話をするのも
正直怖かったです。
相手の顔見てください。
あなたの目にどう映りますか?
本や体験談などいろんなところから
知ってもらって家を世界一居心地のいい
安全な場所にしてほしい。
外の世界では裏切りやいじめ
怖いことがたくさんあるかもしれない。
でもただいまって帰ってくるその家は
ホッとできて安心できる場所。
そんな場所であってほしいなって
嫁氏は心から思います。
ポニ「嫁氏頑張ったね!」
ありがとう。
ベア「今まで下ネタ言って
傷つけたかも知んないっす!ごめんっす」
下ネタ?今はガンガン言えるよ!
ピーピーピーピー(放送禁止用語)
そんなおふざけできるのも
みなさんのおかげ。
支えてくれるMS家の皆のおかげ。
ありがとうございます。
明日からまたパッパラパーな
家具オタクブログに戻るよ。
みんなが安心安全に暮らせますように
お願いいたします♪
↓MS家のWEB内覧会
↓家の性能について
↓家づくりのハナシ
↓リペアやワクワクさんミニチュア
↓旅から暮らしを考える
トラコミュやってます↓
安心って暮らしのベースです。
心地いい家にしましょう。
災害の対策も大事。
インスタグラム↓