うちのワクワクさんは
ウェグナーのデイベッドGE258
通称デイベッド閣下で寝るのが好き。
休日の昼寝はもちろん
夜もここで寝てしまうことが多々…
ベア「あれ?前に暮らしの改善で
2階に寝るようになったんじゃ…」
Apple TVモニターを二階に置いて
二階には上がる癖がついた。
それでも週1回は
閣下で寝ちゃうんだよ…
朝まで…
ポニ「それってそんなに悪いこと?」
悪いことじゃない。
でもこれからの季節寒くなるよね。
嫁氏はワクワクさんが
風邪をひかないか心配。
だからできれば
毎日二階で寝てほしい。
デイベッドはウェグナーが
学生寮のためにベッドにも
ソファにもなるようにデザイン。
でもうちのデイベッドには
膝掛けしかない。
だからここで朝までっていうのは
体調のためにもよくない。
よし!ワクワクさんに
寝室で寝てもらうよう嫁氏頑張る!
今回は
「我が家の生活リズムを変えたい」
「宿題を早く済ませてほしい」
そんな方に送るMS家流
家族も自分もhappyになる
人の動かし方!
暮らしの改善するためには
まずは分析って大事だよね。
ワクワクさんが
デイベッド閣下で寝ちゃう原因。
それは「仕事で疲れている」
忙しい時は遅いこともあるし
クタクタな時がある。
理想は帰ったら即シャワー!
でも遅くなったらまずご飯が
食べたい場合もある。
そうなると
ごはん→一息つくためデイベッド
→そのままバタン…
あかんやつや!
そこで策を考えることに。
ただここで問題が。
「ベッドで寝てほしい」は
ある意味嫁氏の一方的な願望。
嫁氏はいつも
「ねえねえワクワクさん
ちゃんと上で寝ーましょ!」
って起こすけど反応なし…
時に抵抗される…
つまり自分の願望に対し
相手の思いが反することがある。
こういう場合どうしたらいいのか?
同じようなことは
仕事の中でもある。
嫁氏は学校以外に
営業や販売をしたことがある。
店の人の買ってほしい願望は
お客さんの願望に
反することがある。
そんなときに喜んで
買って頂くにはどうしたらいいか?
先日コードレス掃除機を見に
電気屋さんへGO!
某大手A店と大手B店の二軒へ。
A店
売り場についた途端
「掃除機ですか?」
「これはこういうメリットがあって」
「あっちはこうで」
「これなんか…」
こっちの話を聞かず
求めてないのに
一方的に商品説明。
売ることだけ考えて
気持ち良く買ってもらおう
としないおじさん。
ごめんおじさん
残念ながらあなたからは
買いたくない。
同じ値段のものを買うなら
「これほしいな」って心から
思って買いたい。
B店
こちらが話しかけるまで待つ
「これかっこいいですよね」
「新しいお家嬉しいですね!」
「どういう用途でお使いでしょう」
「C社製にはこういうメリット
D社製はこういうメリットがあります」
「デメリットは◯◯です」
「ご希望を叶えるならD社はどうでしょう」
D社なら〜〜〜ということができますよ」
「おうちで使ったらきっと◯◯ですね!」
ヒアリングをきちんと行い
商品のアピールだけでなく
お客さんのワクワクを共有。
つまり自分の願いが
自分だけのhappyでなく
お客さんもhappyに
という願いだ。
それを共有することが大事。
ワクワクさんの場合を
考えてみよう。
ベッドで寝てほしいは
嫁氏の願い。
風邪をひいて欲しくない
翌日元気でいてほしいという
思いがある。
それを思うだけでなく
相手に伝えて願いを共有する。
ワクワクさん了承。
先のA店のおじさんのような
販売員さんや営業マンさんには
特徴がある。
「うちの会社は」
「うちの商品は」
「うちは」
自分自分自分!!
お客さんが要望を知ろうとせず
自分のことばかりを主張してくる。
お客さんはげんなりである。
一方B店の店員さんのような人は違う。
気持ち良く買ってもらうために
お客さんを動かそうとする。
例えば台湾旅行で
会った国宝級じいちゃん。
この茶器は安いものではない。
でも購入に至ったのは
茶器の魅力に加え
おじいちゃんの
人を動かす力もある。
つまり「納得して購入」という行動を
MS家自身に選択させ
購入決定をさせた。
「自分が」でなく
「お客さんにどう動いてもらうか」
を考えて行動する。
ではワクワクさんの場合はどうか。
ワクワクさんがご飯後2Fに上がるように
「ご飯前シャワーの方が得」
「バスルームに行きたい」
と思わせる必要がある。
もしそう思ってもらえれば
自らバスルームへ行き
自らご飯前にお風呂タイムを終え
自ら食事後は二階に行くはず。
そのためにはどうするか?
疲れている日は
特別バスタイムを演出する!
普段はシャワーのみのMS家。
バスタブを使うのは月一。
でも帰宅してからこう思えたら?
「え?もうお湯溜めちゃった?」
「じゃあ入らないと!」
「っていうかこんな素敵な
バスタイムなら最高!」
「お風呂でリラックスいいね」
そこで帰宅が遅い日は
ろうそくをつけ
バスソルトを入れ
特別バスタイムを実施!
ワクワクさん帰宅後
喜んでお風呂に入る…
お湯が冷めるのが嫌いだから。
ご飯食べる…
二階に上がった!!
やったー!!
これは1回めだから
継続し習慣にしないと。
だけど嫁氏の願いを共有し
「こうしてほしい」でなく
どう動いてもらうか考えることで
改善の糸口が見えてきた。
宿題をしないお子さんに
「早くやりなさい!」
と繰り返しても動かない場合がある。
お子さんが必要性を感じてないし
その願望はお母さんのものだからだ。
でも必要性を感じさせ
自ら動く工夫をしたら
変わることがある。
暮らしの中には
いろんな「願望」がある。
でもどんな願望も
一人じゃ叶わない。
必ずそこには
誰か関わる人がいる。
であれば自分の一方的願いでなく
その願いを共有し
相手に自ら動いてもらう方法を
考える方がお互いにhappyな気がする。
ワクワク「ねえ嫁氏…
言いにくいんだけど…」
なんだい?
ワクワク「デイベッドに寝るのは
疲れだけじゃないよ☆
気持ちいから寝ちゃうんだ!」
?!
そもそも分析が間違い!!
作戦練り直し!