怪奇現象の起きる家…
MS家には時々怪奇現象がおきます…
あ、TOTOトイレエヌエックスくん
のことじゃないですよ。
↓ネオレストNXの仕掛けるいたずら
書斎で作業していたらですね
急におばけが入ってきます!
あ、これはかまっての合図ですね。
かまってあげると退散。
あと時々
夜中にベアとポニーが
何かしているみたいなんです!
ある朝起きて下に降りると
ベアがいない!
ここにいた!
またある朝はポニーが
ベアを机の下に閉じ込めている!
犯人はうちのワクワクさん。
彼は常に遊び心を忘れません。
うちのインテリアたちもそうです。
ねぇ笑って
穏やかに暮らしていても
真面目に生きていても
辛いことは起こります。
ここ数年でMS家を取り巻く環境は
大きく変わりました。
幸せなこともあれば
そうでないことも。
(もちろん好きな家に毎日
住めるのは幸せです)
そんなときワクワクさんは
家にあるもので
家族を励まそうとします。
まあ踊ろうや
という意味でしょうか、
こうなっていました。
わざわざ一円玉挟んでバランスとる
この凝り様!
また仮住まいに
住んでいる時。
家づくりで切羽詰まった時は
くまが毎日いろんなところに出没。
見るたび吹き出します。
よく入ったね。
辛いことがあった時は
無理に元気になろうとせず
思いっきり
落ち込むことも必要。
でもそのあと誰かのちょっとした
支えがあるとさらに元気になれます。
家にあるものを動かすだけで
人を笑わせてくれるなんて
すごい才能です。
「家族に笑ってほしい」
そんな気持ちがわかると
余計に嬉しくなって辛さが薄れます。
巨匠もユーモア
家具をデザインした巨匠たちも
ユーモアを大事にする人は
たくさん。
ポニたんの親アールニオじいちゃん
キッチンを彩るガーコとアンナちゃんの
生みの親メンディーニさん
I am SORIの挨拶だけで楽しい柳宗理
ギャグで作った椅子ジグザグチェアの
リートフェルト
こういった巨匠たちが考えた
家具やミニチュアがMS家にいます。
巨匠たちの裏話から見える遊び心。
それは特に知らなくても
生きていけることです。
PH5をデザインしたポールヘニングセンは
こう言っています。
"Art is the ability to separate the significant
from the insignificant"
(アートってね重要でないことから
重要なことを切り離す能力なのさ)
一見どうでもいいことから
大切なものを見つけ
利用して形にするのが芸術やデザイン。
だから人によっては巨匠の話は
どうでもいいかもしれません。
また一方でMS家は
誰が作ったか以上に好きならいい
ただデザインを感じればいい
とも考えています
でも疲れて帰りバタフライチェアをみて
デザインした柳宗理の言葉
I am SORI(SORRY)が
思い浮かぶとクスッとなります。
Steltonバードくんの
気の抜けた顔を見ると
曲線の研究に3年かかったというステルトン社
を思い出し自分の悩みがちっぽけに思えます。
作った人の思いや哲学を知ることは
ものを大事にする心を呼び覚ますだけでなく
時に励ましもくれます。
MS家はこういった家具や家族に囲まれて生活しています。
じゃあ嫁ができることは?
家具たちへは直すことしができないし
夫氏へはごはんを作るくらいしかできません。
何もしてあげられていない…
それなのに毎日毎日元気をくれるのです。
彼らの代わりはいません。
お金を積まれても渡せません。
でもローンが支払えなくなったら
みんなが幸せじゃなくなります。
嫁氏にできることは彼らが
今まで通り元気で
彼ららしくいてくれるよう
家を守ることです。
いつも笑顔をありがとう。
嫁は頑張るよ。
嫁氏も遊び心を忘れない。
あの有名なスツールを作った
アアルトおじさんも
こう言っています。
Don't forget to play!
(遊ぶことを忘れちゃいかんよ!)
☆追記
今朝起きたらワクワクさんが
嬉しそう。
ワクワク「あのね…
夢にワクワクさん出てきた…」
嫁氏「は?あなたがワクワクさんでしょ」
ワクワク「違う違う!本家の!
でもって連絡先交換したんだよ!
そしたらゴロリの中の人が
ボクに間違い電話をかけてきた!!」
夢の中まで遊び心…
でもゴロリに
中の人はいないよ。
え?いないよね?