前回、断熱性能や断熱材について
家を長持ちさせる視点で
勝手に戯言を書いた嫁氏です!
今回は快適さの面から
断熱性について考えてみよう♪
例によって
このブログは
素人が書いていると宣言!
そしてここに書くのはただの戯言!!
もちろんご意見は大歓迎!
でもこのブログは家づくりに興味がある方もない方にも
楽しんでいただくめのブログ!
完璧じゃない点は
「嫁氏ってお子ちゃま♡」と
せせ笑っていいのでご勘弁を♪
そんな記事を書く
嫁氏はどなたと思った方は
こちらの記事と
ここの自己紹介を読んでくださいね。
断熱に興味がない方は
写真を楽しんで
いってくださいな♪
日本でも家の性能が
ちょっとずつ見直されている。
昔よりは厚い断熱材や
家の中の温度を一定に保つ
システムがちょっとずつ普及しつつある。
(もちろんこれにはデメリットもあり!)
そして最後に述べる2020年の
「省エネ住宅の義務化」で
日本の住宅は大きく変わろうとしている!
でも現状は…?
まだまだ!
海外からやってきた友人に話を聞くと
だいたい彼らはこういいます。
「日本の家って
面白いけど寒いよね…」
デンマークに住むマーク(仮名)は
日本語わからないけど
漫画大好きオタク(褒め言葉)。
好きな漫画は「NARUTO-ナルト」。
彼に
「おまえさんとこ
冬の平均気温1度
だったりするけど
へーきなの?」
と聞くと
「俺っちのところは
室内ではTシャツでも
過ごせるよ!」と。
「どーせ暖房ガンガン
たいてるんでしょ?」
と食い下がると
「ガンガンではないけど
日本みたいに暖房器具
いっぱい置いてないよ。
ガンガンたかなくても効くから」
と。
デンマークには行ったことないけど
真冬のフィンランドやイギリス、ドイツを
回って確かに宿泊した室内で
寒いと感じなかった。
もちろん、家にもよると思うし、
一般の民家かホテルかという違いもある!
ただ、イギリスやドイツに住む友人に
聞いてみると日本の家の方が寒い
と言われることが多い…
(個人の経験)
なぜ?!
いろんな国の断熱性能を見ていると
日本より
「温度への意識の高さ」が
見えてくる。
<UK>
政府の調査で室内の
平均気温17.7℃だが
21度以上を推奨。
(引用元:BBC How warm is your home? - BBC New <英語>)
<ドイツ>
賃貸の家主は室温を常に20度に
保たなければならない
適切な温度は権利だ
(引用元:Raumtemperatur mindestens in Mietwohnungドイツの判例サイト)
<アメリカ>
約半分の州でアルミサッシの使用禁止。
なぜならアルミは熱を通しやすい。
<日本>
①2020年からやっと
省エネ基準が住宅に義務化!
※これについてはあとで
②環境省「冬、“寒いときには
着る、過度に暖房機器に頼らない”
という原点に立ち返る」
(環境省:ウォームビズについて | 気候変動キャンペーン Fun to Share)
つまり、寒いときは
とりあえず着込んで
なんとかしろということ…?
もちろん、これは暖房
ガンガンにストップを
かけるのが目的!
無駄なエネルギーを出さない取り組みは大事!
それに日本の窓やサッシの会社だって性能を
よくしようとしている!
でもまだまだ…
http://www.jmado.jp/restriction/
徒然草にはこんなフレーズがある。
「家の作りやうは、夏をむねとすべし。
冬は、いかなる所にも住まる。」
(嫁訳:家の作りというのはね、
夏を中心にしたほうがいいよ!
だってさ冬ってどこでも住めるやん!)
湿気の多い日本の家は
通気性を重視してきた!
夏を乗り切る為に
冬は寒さを我慢してきた。
それが原因だからがわからないけど
「熱中症にならない
ようにクーラーを!」
とは割と昔から言われるのに
ヒートショックが騒がれだしたのは
ずっと後だった気がする。
嫁氏の小さい頃は
「寒さは動けばなんとかなる!」と
教えられてきたし、
未だに小中学校には
暖房設備がないのが当然のようだ。
(あくまで嫁の体感、地域による)
さらに脱線するが
学校は小学生男子は半ズボン
女子は小学校からスカート。
学校によっては
規則で「タイツ禁止!」
なんて謎ルールがあるところも…
「あったかくして
お過ごしください」
なんて言われるのに不思議なものだ。
つまりはこれは完全な戯言だけど
日本では「寒いのは
多少我慢しましょ」
っていう側面が
あったのかなと考えている。
じゃあ日本の伝統的な家はダメかというと
そんなことはない!
日本の伝統的な家には気候の特色を生かした
いいところがたくさん!
例えば、自然とつながるところ。
日本には四季がある。
伝統的な日本の家は田の字型で
どの部屋も外に繋がっていて
縁側のある部屋からは
外を眺める事ができる。
春には桜、秋にはもみじ。
太陽の光をたくさん取り入れ
明るく、広々とした日本の家。
季節を楽しみ、自然と共に生きようとする
日本人の思いが感じられる。
日本の伝統的な家は素晴らしい。
だけど
気候も人々の暮らしも
変化している。
個性が昔より重視される現代では
プライバシーのない田の字型の家は
適切でない事もある。
技術や研究が進歩した今では
暖かい部屋も増えた。
だからこそ日本の家では
部屋ごとの温度差ができた面もある。
じゃあ昔の家に戻って
暖房をなくしたら
なんてことは今更できない。
それよりも今の変化の流れにあった家を
日本の技術でもっとよくしていくことが
先決だと思う。
そして「快適さ」の基準は
ひとそれぞれだけれど
少なくとも
「夏は涼しく 冬は暖かい」
「熱中症やヒートショックが
起こりにくい」
そんなことが当たり前の家ができたらいい。
だから日本も
変わろうとしている…
2020年から日本の住宅では大きく変わる。
これまでは省エネ基準は
あくまで「できたら守ってね☆」
だったのにこれからは義務化!
つまり省エネ基準を
守らない家は建築不可!
夫氏「それっていいんじゃないの?」
確かに「2020年以降」家を建てる人にはいいかもしれない。
日本が「みんなが快適な家に住めるように」
という方向に向かっているのはいいことだ。
でも、問題なのは
「もうすでに住んでいる人」
「2020年までに家を建てる人」
もう住んでいる人は売却する時になって
「あ、今の基準に合ってない家ですね」
なんて言われて安くなる可能性大!
これから〜2020年までに家を建てる人は
義務化を知らず、基準に合わない家を
建てる人もいらっしゃるかもしれない!
夫氏「それって誰も教えてくれないの?」
教えてくれないから
知らずに建てる人が
まだまだいる!
新築のうち約半分の家が
2020年の基準に適合しない
現状があるんだよ!
2020年からは省エネ基準を満たさない家は
資産価値が落ち、中古として買う場合も
ローンが降りない場合もあるかもしれない!
そして売却の場合は
ものすごーく安くで売られる可能性もある!
(あくまで可能性)
だって、2020年以前の建築
だから「違法ではない」けど
現在の法律に照らすと
「法律に合っていない」わけだから。
だからこれから
2020年までに家を建てる方
気をつけて欲しい。
安さだけ
デザインだけ
を見て家を建てると
将来大変なことになる。
快適な家で毎日心豊かに過ごすためには
自分でたくさん調べて欲しい!
嫁氏がここに書いているのは
ただの戯言だ!
でもそんな戯言をきっかけに
快適に住むとは
どういうことか?
どんな家がいいのか?
どんな暮らしがしていきたいのか?
とことん考えてほしい。
だって、住むことって
どう生きていくかに繋がる
と嫁氏は思うのです。
どうか住まう人みんなが
快適に暮らせますように。
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