〈家具裏話〉頑張っているのに評価されない、でも諦めない!信念の人パントン

おとといからはてなブログの調子がおかしくてちょっとプッチン行きそうな嫁です…

①スターやコメントボタンが表示されない

スマートフォンでは表示されるようですが、MacとiPadでは表示されません。

②管理画面でたまにHTML編集ができないことがある

 

異常の症状が直らず「キー!!!」となっています。なんとかします…

すみません…

 

気を取り直してみんな大好きパントンチェアのお話。

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我が家にはvitra社製の赤とオレンジがいます。

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この曲線美はポリプロピレンのみでできており(初期はFRP)、初めて背面も座面も脚まで一体型として作られた椅子です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Vitra Panton Chair(パントンチェア)
価格:34560円(税込、送料無料) (2017/11/29時点)


 

 

ミニチュアはレアックジャパン製。
(まだ増えます。夫氏「まだ増えるの?!」)

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デザイナーのヴェルナー(ヴァーナー)パントンはパントンチェア以外にも
コーンチェア

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Vitra | Cone Chair/Cone Stool

照明

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VP グローブ 40

 

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ルイスポールセン パンテラ

など名作を数々生み出しています。

 

また、椅子だけでなく、空間もデザインしています。

70年代にケルン見本市で展示されたファンタジー・ランドスケープ

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VERPAN - VERNER PANTON
近未来的で、奇抜、なんとも鮮やかな激しい空間です。

全くリラックスはできなさそう…ソワソワする…

 

ホテルアストリア。赤、オレンジ、赤。

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Taking red to a whole new level with this Verner Panton design. | Home Decor | Pinterest

こういうレトロ感大好きです。

 

今でこそ、みんなに愛されるパントンさんですが、評価されない辛い時代もあり、ものすごい苦労をされています。

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VERPAN - VERNER PANTON

しかも人前に出るのが大嫌いなシャイボーイでした。
(デザインのイメージからしててっきり、岡本太郎さんや梅津かずおさんみたいなハイテンションな人を想像していました…) 

楳図かずおの恐怖ぬりえ

 

また、デザインのイメージからイタリア人デザイナーかなとか 

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zanotta(ザノッタ)「Sacco」

(無印の「人をダメにするソファ」じゃないです)

 

アメリカ人デザイナーかな

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ネルソンマシュマロソファ

(一回は座ってみたい)

 

とか思いますが、実は彼はデンマーク人

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Marianne Panton - DEAR Wohnen - Interviews | dear-magazin.de

(奥さん美人すぎる!)

 

しかも、前に書いた70年代「スペースエイジ」到来前の1950年代。
当時、デンマークはスカンジナビアン家具、日本でいう「北欧ヴィンテージ家具」のリーダーとしてもてはやされていた時代です。

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「木製」「シンプル」「素朴な色合い」「無駄を省いた機能美」

そんな家具が注目されていたので、彼の「プラスティックLOVE❤️」な考え方とカラフルな色使いは受け入れられていなかったのです。

時代を先取りしすぎたんですね。

 

叶えたいでっかい夢がある、でも周りには理解されない。
そんな状況のときにパントン氏はどんな行動をとったのでしょうか? 

 

①外に飛び出していろいろ試す
1957年にデザインしたコーンチェアは

デザイナーズチェア CP01 No,4(これはハートコーン)


製造してくれる会社がデンマークで見つかりましたが、
当時はスカンジナビアン家具の全盛期
パントンチェアはデンマークでは誰も作ってくれない…
そこで、友達とお金をかき集めてワーゲンバスを買い、

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椅子を積んで、デザインしながら車上生活突入!
(昔の嫁の生活のようだ…布団を積んで仕事しながら車上で寝る…)

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ドイツやオランダ、フランスへ行って家具メーカーを回る日々。
そしてとうとう、ハーマンミラーやVitra、イタリアのPadovaと繋がりを持つのです。

ハーマン ミラー物語 イームズはここから生まれた

 

周りから理解されないなら、無理に周りに理解させようとせず、外に出てみるとわかってくれる人がいるかもしれません。

 

②ひたすら努力する
パントンの並外れた造形や色彩へのセンスは持って生まれたというより、実は相当の努力で手に入れたもののようです。


 

彼は王立美術アカデミーで建築を学んだ超エリートですが、そのあと色彩心理学を学び、その後デザインの際には、色が人に与える心理的影響を考えてきました。
彼の色へのこだわりは半端ない!!

 

"Choosing colours should not be a gamble. It should be a conscious decision. Colours have a meaning and a function."

色の選択は賭博じゃいけないんだ…。意識的に選択したものじゃなきゃ!色は意味も機能も持っているんだからね。

(訳・引用 嫁http://www.verpan.com/?

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VS | Verner Panton Collection | Contract furniture

 

つまり彼はなんとなーくの「感覚」ではなく、色の持つ意味や影響を研究を重ねて熟慮した上で色を決定し、作品を作り上げていったのです。

実際、失敗も多かったらしく、こうも言っています。

 

A failed experiment can be more important than a trivial design.

実験に失敗することはつまらんデザインを作るより大事なんだ!!

(訳・引用 嫁http://www.verpan.com/?

そして、スイスのアパートへ移ったとき、自分のアパートをトータルコディネートしてついにセンセーションを巻き起こしました!

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Designer Verner Panton's Home is Every Bit as Wild as You'd Expect

これ、アパートですよ… 

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Designer Verner Panton's Home is Every Bit as Wild as You'd Expect | Designers

ネズミーランドのアトラクションではありません。

 

みんなから理解されなくても努力を積み重ねて成功をつかむパントン…

夫氏「三日坊主の嫁よ、爪の垢をせんじて飲め!」

ごもっともです…

 

③信念を持って続ける

パントンはこのアパートによって一躍スター!!

となるも、80年代はひっそり影をひそめます。

しかし、90年代になって亡くなる直前に再び彼は評価され始めたのです。

それは、彼が周りになんと言われようと強い信念を持って、ひたすら努力してやり続けたからだと思います。

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"Anything but nostalgic"

The main purpose of my work is to provoke people into using their imagination. Most people spend their lives in dreary, grey-beige conformity, mortally afraid of using colours. By experimenting with lighting, colours, textiles and furniture and utilizing the latest technologies, I try to show new ways to encourage people to use their phantasy and make their surroundings more exciting.
僕の作品の主な目的は、みんなの想像力を刺激することなんだ。
ほとんどの人は退屈そうに、揃いも揃ってグレーとベージュばっかりで、死ぬほど色を使うことを恐れながら生活している。
照明や色、テキスタイルや家具で実験したり、最新の技術を使ったりして、みんなが想像力を使って、自分の住む場所をワクワクするところに変えらえるような方法を僕は見せていきたいんだ。

(引用・訳 嫁VERPAN - VERNER PANTON

 

インテリア、特に色の持つ力でみんなの生活をもっと豊かに楽しいものにしたい。

彼のつくるインテリアにはそんな思いがこめられているからこそ、
モノが溢れる現代で心の豊かさをもたらしてくれ、

みんなに愛されるのかもしれません。

 

パントン、ありがとう…嫁はやる気が湧いてきたよ!!

我が家も、

「そんなに椅子買って…」なんて言われようと

「やりすぎだ」って言われようと

誰がなんと言おうと信念を持って

「驚きと楽しさいっぱいの家 」を作るよ!

 

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パントンチェアを置いてる人もたまーにいる

 

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Room Clip↓

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※今回のインタビュー引用元

VERPAN社 VERPAN - VERNER PANTON

ドイツ雑誌DEARMarianne Panton - DEAR Wohnen - Interviews | dear-magazin.de